縮毛矯正で前髪を失敗された!解決方法と失敗されない為にする事は?

縮毛矯正で前髪を失敗された!

縮毛矯正の中でも来店頻度が高いのが前髪の縮毛矯正です。

前髪は1番気になる部分なのでお客さんの悩みも尽きません。

「ぺったんこになった!」

「ピンピンになった!」

「チリチリになった!」

実はこれらのお悩みの原因はそれぞれ違いがあります。

このブログでは失敗の原因と解決方法を書いていきますので、お悩みの方は読み進めてみて下さいね。

 

縮毛矯正で前髪を失敗されて分け目がぺったんこに

縮毛矯正をするとクセで膨らんでいたのがおさまり、ペタンとなったと多少は感じる人もいます。

それもふまえて本来は美容師からお客さんへ説明と提案をしたうえでクセの悩みを解決し理想に近い提案をするべきなのですが

逆にこのような悩みを作ってしまう場合も少なくないです。

ぺったんこになる原因として考えられるのは薬剤の塗り方にあると思います。

 

薬剤は大きく分けて1液と2液があり、1液は髪の結合を切って髪の形を変えるための物です。

基本知識として1液は地肌につけません!

縮毛矯正は途中でアイロンをするので、アイロンで挟めるところまでに(根元5mm〜1cmあけて)1液を塗布します。

もし地肌につけてしまうと毛穴に薬液が溜まり体温で温められ薬が過剰に反応して根元から折れ曲がってしまいます。

これがぺったんこの原因になります。
(ちなみに2液は髪の結合を再結合させるための物なので地肌についてもぺったんこにはなりません。)

 

根元が折れたまま放っておくと、折れているところがちぎれてしまう場合があるのでとても危険な状態です!

では縮毛矯正をして、ぺったんこにされた場合はどうしたら良いのか?

残念ながら根元が折れ曲がっているので、しばらくはどうする事もできません(汗)

1ヶ月ほどして折れているところにアイロンではさめるまで伸びてきた時にお直しをしていきます。

直し方としては、折れ曲がってしまっているところに薬液をつけて縮毛矯正をあて直すやり方です。

言うのは簡単なのですが、断毛の恐れもあるので 絶対に直せるとは限らない! という事だけは理解して施術してもらいましょう。

 

不自然にピンピンになったら?

 

お客さん
お客さん
前髪を流したかったのにピンピンになってしまいました…

前髪以外でもボブやメンズなどショートスタイルのピンピンも、見た目が変になってしまいお悩みの方が多いですね。

 

この場合の原因はアイロン工程が大きく影響します。

クセを伸ばそうとしてアイロンで圧力を強くかけて真っ直ぐにし過ぎると写真のようにピンピンで浮いてしまう感じになってしまいます。

この時ピンピンになったと感じる理由の大半は、毛先が真っ直ぐすぎるからです。

 

直す方法としては、なるべく髪を傷めないように優しめの薬剤で、中間から毛先の縮毛矯正を当て直していきます。

なるべく自然になるようにアイロンで丸めて形を作り直しますが、

毛先の縮毛矯正のあて直しも、やはり傷みをともなうのでダメージにもよりますが 100%良い形になるという保証はできません!

しっかり担当される方と相談してから決めましょう。

 

そのチリチリはクセではない!

お客さん
お客さん
縮毛矯正をしてもらったけど、チリチリしておさまらず広がったままなんです

色々なパターンがありますが、度重なるカラーやブリーチ、毎日のアイロンコテ巻きによるダメージで髪が傷みすぎている状態に縮毛矯正をする事でチリチリになってしまってる場合が多いです。

 

お客さん
お客さん
今までカラーもコテも何もしてないから大丈夫ですよね?

元々髪の体力が少なく傷みやすい人は、過去に何もしていなくても、一回の縮毛矯正でチリチリになる時もあるので、何もしてないから大丈夫というわけではありません。

その人の髪質、クセの強さに応じて薬剤設定をしていく事が大事になります。

 

解決方法はありますが、髪の傷みは残念ですが治らないです!

お客さん
お客さん
解決方法があるのに治らないんですか?

傷みは治らないですが、チリついた形状をマシにする事は可能という事ですね。

見た目はマシになったでしょ?

でも傷みは絶対に治らないので、あて直しはをする事で逆に増えてしまっています。

見た目と手触りがおさまるようになれば、そこは気にならないでしょうけど 「傷みが治った!」 と勘違いしないようにして下さいね。

髪の傷みについてはこちらも読んでみて下さいね

意外と知らない髪の真実!髪は痛みを感じないけど傷んでます!

この施術は縮毛矯正の中でもかなり危険性な施術になります。

「絶対にできるわけではないのを理解した上で、クレーム対象外」

この条件で縮毛矯正を得意とする美容師さんにお願いしてみて下さい。

施術後のホームケアやカラーの仕方なども大事になるので合わせて美容師さんの聞いてみて下さいね。

 

まとめ

縮毛矯正でのいろんな前髪のお悩みがありますが、今回はぺったんこ、ピンピン、チリチリについて原因と解決方法、を書いてみました。

そこから見えてくる失敗されない為に必要な事をまとめてみます。

ちゃんと髪質やこれまでの薬剤履歴をカウンセリングで詳しく聞いてくれているかをチェックする!

1液が地肌についていないかチェックする!

アイロンが終わった時にピンピンになってないかチェックする!

信頼できる美容師さんを見つける!

最初の3つは何となくでもご自身でもチェックできると思いますが、信頼できる美容師を見つけるのが1番難しいかもしれません。

もし、美容師さんが見つからない場合はお悩みを聞かせて頂ければ、その人に合った解決方法のご提案もさせてもらいますのでお気軽にご連絡下さいね!

これからも大阪府守口市でセカンドオピニオン美容師として1人でも多くの方のお悩みを解決していけるように日々勉強していきます!

 

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