縮毛矯正で傷んでジリジリ…アラフォーさんもいい感じの髪型にしたい

はーい!
立派なアラフォー男子ユウです(笑)
アラフォーでも男性も女性もカッコよくキレイになりたい!

でも実際は白髪も出てくるし、髪も前よりボリュームが出にくくなってきた…
カラーやパーマをすると傷みも出やすくなったり色々と悩みは絶えない!

アラフォーあるあるですよね(汗)

 

今回は白髪染めカラーと縮毛矯正をして傷んでしまった方が初めてご来店された時のお話です。

「白髪染めと縮毛矯正をしていて傷みが気になる」
「ピンピンになって髪型が選べない」
「白髪染めしているけど明るくできますか?」

など悩んでいる人は是非読んでみて下さい

 

白髪染めと縮毛矯正をしている人の危険性

今回は新規のお客さん

今のスタイルは重ためラインのボブだけど毛先がスカスカ?

 

お客さん
お客さん
白髪染めは1ヶ月に1回してて、1~2ヶ月前に縮毛矯正をしました
ユウ
ユウ
えっ!クセ伸びてませんね…

 

ご本人も前髪のクセが気になっている様子だったので、カットカラーの予定だったのをカットと前髪とサイドの縮毛矯正に急遽変更

さらにクセが伸びてない事よりも毛先のチリつきの方が酷い状態です。

チリチリになってしまうと髪型を作りたくても、そこの部分が妙に膨らんだりしてしまうのでスタイル作りができなくなってしまうんです…

そして多分これが毛先がスカスカの理由です。
傷んでチリチリになって広がってしまった髪をすいてごまかそうとした結果すかれ過ぎたんだと思います。

 

カラーの頻度が高くて縮毛矯正をしている人は、カラーはリタッチなど薬剤の強さ塗り方を考えて施術しないと悲惨な事になる場合があります。

↓こちらも読んでみて下さい
減点方式!髪の残り体力計算方法

そんな状態をふまえて施術していきたいと思います。

 

縮毛矯正のショートスタイルの問題と解決方

セカンドオピニオンで色々と聞かせてもらうと、やってみたい髪型はショートスタイル!

1ヶ月前に縮毛矯正したはずなのにクセが伸びてないのと、毛先がジリジリになってた事がインパクト強すぎて全体のスタイルは取り忘れてしまったのでさっきの写真(汗)↓

骨格、髪質、生えクセ、癖毛、毛量などの情報をふまえて、その人の希望をくみ取ってスタイルを考えていきます。

ただ、縮毛矯正をしている場合のショートスタイルはちょっと難しい点もあります。

それはまっすぐになり過ぎた髪は柔らかさとボリュームがでなくなるという事。

でも今回は、前回他店での縮毛矯正でクセが伸びてないので、カットである程度うしろはやわらかさは出せそう

 


さらに黄色の枠で囲んだうしろのクセの出具合を見るとこれからは縮毛矯正がいらないかもしれないぐらいのクセかもしれません

もう少し伸びてきてちゃんとクセを見てみないとハッキリはしませんが、もし縮毛矯正がいらなければお金も時間も無駄がなくなり一石二鳥♪


残りの問題は赤色の枠で囲んだ前髪の根元のクセと毛先のチリつきをとりつつ似合うスタイルづくりです

今回のお客さんの場合は前髪の生えクセと骨格的に前髪を短く作りにくいので、前髪の長さはキープしつつナチュラルに前髪と横の髪を縮毛矯正していきます。

カットはうしろに丸みのある感じにレイヤーをいれて、横の髪を耳にかけるとショートになるようにして、前髪は長めにバランスを見て切れるところを軽くカット

縮毛矯正に使用する薬剤設定は、根元はクセをしっかり伸ばす為の薬剤、毛先はチリチリになった形をなるべくキレイにする為に弱めの薬剤

塗り方にも気をつけながら、なるべくダメージを避けるために処理剤を使って、アイロンをして形をピンピンではなくナチュラルにします。

あとは2液をつけて流して、何もつけずに手で乾かしただけでこんな感じ

Before & After

クセもなくなったし、毛先のチリチリもおさまったんじゃないかな?
全体のスタイルの変化は撮れてなくてすみません(汗)

そして、今回できなかった毛染めを後日、明るくレッド系にさせてもらう事になりました。

 

白髪染めをしている髪を明るくするのは困難

ホームカラーをして失敗をした事がある人は知っているかもしれませんが

髪を暗く染めてからもう一度明るくしようとすると、毛先が明るくならずに根元だけが明るくなってしまいます。

これは白髪染めや黒染めの染料が普通のカラーでは明るくなりにくいのが原因です。

毛先には白髪染めなどの濃い染料が髪の中に入ってしまっていてカラーでは染料が抜き取れず、新しく生えてきている根元は普通に明るくなるので失敗してしまうんです。

 

白髪染めした髪を明るくする方法

白髪染めをして濃い染料が入っている髪を明るくするには、脱染剤やライトナーやブリーチなどが必要で、特にかなり明るめにしたい時はブリーチしないとできない事が多いです。

今回のお客さんも1ヶ月1回の白髪染めと頻度も高くこげ茶くらいで染めているので染料は深めに入っているし、希望の明るさもかなり明るめのレッド系なので、ブリーチが必要と判断してスタートしました。

とりあえずは毛先に入っている暗めの染料を落とすためにブリーチを手早く中間から毛先に塗布して、最初に塗ったところを見る…

ユウ
ユウ
もう明るくなってる!(汗)

他店で染めていたので余計に分かりにくいのですが、予想より残留色素が少なかったのかな?

ブリーチをすぐに流して、根元の暗く残っているところはライトナーで少し明るくして毛先にかけてグラデーションになるようにしていきます。

根元もある程度明るくなったのでもう一度流して今度は全体にレッドを入れていきます。

最後は流してハンドブローで乾かしたらこんな感じ~

前回縮毛矯正で毛先のビビリは調整したけど、今回はブリーチもさせてもらったので傷みが少し戻ってしまいましたが、かなり印象が変わったんじゃないかな?

元はこれね

Beforeの全体写真はないけど(笑)

 

そのあと仕事をしていたらすぐにLINEが

お客さんも喜んでくれてたみたいで良かった♪

 

これからは傷んでしまっている毛先を伸びたらカットしていって、根元は暗めではなく明るめのカラーに変えてリタッチだけでも明るさをキープして、たまに赤みを補えばレッド系はキープできます。

あとは必要なところだけ縮毛矯正していけばダメージも少なくスタイルを作っていけるので、何でもまた相談下さいね~!

 

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