こんにちは!
大阪府守口市で
セカンドオピニオン美容師
をしているユウです!
「縮毛矯正の失敗で髪が傷んでしまって…」
「縮毛矯正のあて直しは傷みますか?」
「縮毛矯正とストパーではどちらの方が傷みますか?」
「縮毛矯正をずっとかけ続けているとチリチリになったりしますか?」
「ブリーチした髪に縮毛矯正はかけれますか?」
縮毛矯正と髪の傷みに対しての質問をよく頂きます。
一般的に縮毛矯正や髪の傷みに対して間違った知識が広まっているので不安になったりする人が多いんだと思います。
そんな疑問や質問にこのブログでお答えしていこうと思いますので気になる方は読み進めてみて下さいね。
縮毛矯正の失敗じゃなくても髪は傷む!
極端に言えば水で濡らして乾かすだけでも髪は傷みます。
特に傷んでいる髪は水で濡らすと水を多く吸い膨らみ、乾かせば水を外に出して縮みパサパサになります。
その時、水と一緒に髪の中の物も出てしまう場合があります。
海ぎわの岩が波に削られるイメージが分かりやすいかな?
すぐには変化は感じないけど、水が出はいりする事で長い時間をかけて徐々に岩が削られていく感じです。
「縮毛矯正のあて直しは傷みますか?」
縮毛矯正のあて直すという事は、縮毛矯正を2回する事になります。
縮毛矯正を何度もすれば、髪の体力は徐々に削られていって傷んでいきます。
場合によっては手がつけれないほど傷んでしまうかも知れないので気をつけて下さいね!
「縮毛矯正とストパーではどちらの方が傷みますか?」
基本ストパーと縮毛矯正で使う薬剤は同じです。
何が違うかというとアイロン工程が有るか無いか。
この場合は薬剤が髪の内部に残った状態でアイロンをする縮毛矯正の方が傷んでしまいます。(その分しっかり伸びますが)
ですが、縮毛矯正はアイロン工程がある分強くなるのを考えに入れて薬剤を弱くして行えば縮毛矯正の方が傷まない時もありますし、
ストパーでクセがなかなか伸びないからといって強い薬を使えばストパーの方が傷んでしまう時もあります。(元々ストパーではクセはキレイに伸びません)
あっ!トリートメントでも傷む場合があるので、こちらも読んでみてくださいね↓
髪は傷むと治らない!
ちまたではトリートメントをして治すイメージのCMや広告をたくさん見ます。
これが誤解をまねく1番の原因かもしれませんね(汗)
「補修」といっているCMや広告は見ますが「治る」といっているのは見ませんよね?
そもそも「補修」という言葉の意味は
壊れたところなどをつくろう事
つくろう…ごまかす事であって治すという事ではありません。
髪の毛は死滅細胞といって生えてきた時から細胞は生きていません。
トリートメントとは傷んでしまった髪のかわりに何かをつけてごまかしているだけなんです。
簡単に説明すると爪と一緒ですね。
爪が傷んだら、潤いを与えたりコーティングしたりして見た目を日々ごまかしてますよね?
実際にコーティングが剥がれれば元に戻るだけですが…
爪の場合は短いし切っていけば新しく生えてきている爪はキレイなので問題ありません
ですがロングヘアーのお客さんの場合も切れば良い!とはいきませんよね。
「縮毛矯正をずっとかけ続けているとチリチリになったりしますか?」
毎回伸びてきた根元だけを矯正するのであればチリチリになる事はほぼないですが、1度縮毛矯正をかけた中間毛先まで毎回縮毛矯正すれば中間から毛先がチリチリになる可能性があるので注意必要です!
縮毛矯正ができない!傷みすぎに注意!
縮毛矯正じゃなくても何をしても髪は傷む!の説明の時に出てきましたが、髪には体力があります。
しかも髪は傷むと治らないので、髪の体力は回復はしません。
髪の体力が元から少ない人もいるし、傷んでしまって少なくなっている人もいます。
「ブリーチした髪に縮毛矯正はかけれますか?」
ここまで読んで頂いた人はすぐに分かると思いますが、ブリーチした髪は体力が極端に少なくなっています。
極端に体力が少なくなっている髪に縮毛矯正をするのは、かなりの危険がともないます。
そのような状態のお客様がご来店された場合は、基本的には説明ののちお断りもしくは、施術をとめさせてもらってます。
もちろん、どうしてもという時はお客様の自己責任でさせてもらう事も可能ですが、やはりあまりオススメはできません。
まとめ
読んでみていかがでしたでしょうか?
「意外と知らなかったな~」と思った方もいたのではないでしょうか?
髪は何をしても傷んでしまう
傷んでしまうと治らない
傷みすぎると縮毛矯正ができなくなる
縮毛矯正をしている人はなるべく傷みを進行させないように意識したホームケアしてみて下さいね!
とは言え、実際に縮毛矯正をするは美容師さんだし、美容師さんがしっかりとした知識を持っていない場合も残念ながらあります。
縮毛矯正は美容室で最も髪が傷みやすく時間もお値段かかる技術になるので、お悩みの方は一度セカンドオピニオンを受けてみるのも良いかも知れませんね。
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