縮毛矯正の薬剤を知るために調べてみた

 

はーい!
大阪府守口市大日町で美容師をしてるユウでーす!

暇な時間があれば実験したり色々調べたりしてスキルアップに勤しんでおります(o′▽`o)ノ

今回は縮毛矯正の薬剤について調べてみました~!

なので、興味がない人には全然面白くないかも知れませんが書いていきまーす(笑)

 

薬剤の強さは何で決まる?

縮毛矯正の薬剤で大事なのは
還元剤の種類と濃度PHです。

還元剤
クセを伸ばすには、まず髪の中の結合を切らないといけません。
その切る力を持っている薬剤の事を還元剤と言います。
PH
皆さんも弱酸性とか中性とかアルカリ性とかどこかで聞いた事はあると思います。
それらを0~14までの数字で表しているのがPHです。
0~6が酸性域、7が中性、8~14がアルカリ性域になってます。

 

還元剤の種類は色々とあって、髪の結合を切る力が最も強くなるPHもそれぞれ異なります。
例)
還元剤AはPH10.4で1番強くなる。
還元剤BはPH6.8で1番強くなる

さらに濃度が濃い方が切る力はもちろん強くなります。
なので還元剤の種類と濃度PHが大事になるんです。

 

ちょっと実験

ここでちょっと色々な薬剤などのPHを測る実験をしてみます。

まずは水

7.03なのでほぼ中性ですね。

 

次は弱酸性の薬剤

6.45なので弱酸性です。

 

次はちょっと強めの薬剤

8.66なのでアルカリ性になってますね。

 

最後は先ほどの弱酸性の薬剤に対してちょっと強めの薬剤を1:2の割合で混ぜた薬剤

8.50なのでさっきの8.66よりも少し弱いアルカリ性になってますね。

という事は
弱酸性の薬剤に入っている還元剤の特性とちょっと強め薬剤に入っている還元剤の特性を持ったPH8.50の薬剤になったという事になります。

さらに薬剤の特性やお客さんの髪質、年齢、傷み具合など色々と考えて縮毛矯正をしています。

これからももっと傷みが少なく!もっとキレイにナチュラルに!を目指して取り組んでいきまーす!

 

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